保管、お手入れについて


責任は負いかねますが、ご参考にしてください。

  1. ズボンを上着の内側に入れたまま保管していませんか
  2. 外出から帰ってきた後どうしていますか?
  3. クリーニングから返ってきたら、どうしたらいいの?
  4. 喪服の着物や振袖などいい保管はありませんか?
  5. コートやセーター、お手入れしてますか?

ズボンを上着の内側に入れたまま保管していませんか

背広などの上下物、ズボンを上着の内側に入れたまま保管していませんか?

背広などの上下物、ズボンを上着の内側に入れたままにしていませんか?
洋服を購入した時点で上下同じハンガーに掛けられているので、
みなさん何も感じないのかもしれませんが
この状態だと内側のズボンに湿気がこもりやすく、
カビが生えやすくなっています。
上着は上着の肉厚なハンガー、ズボンはズボンのハンガーと、
上下同じ場所でもハンガーは別々にして
通気を良くしてカビを防ぎましょう。
上着は、肉厚のハンガーを使用して、内側に丸くなるように掛けて、
型崩れをできるだけ防ぎましょう。
保管全般については、別にご説明します。

↑ページTOPへ

外出から帰ってきた後どうしていますか?

外出から帰ってきた後どうしていますか?
脱いだら脱ぎっぱなしではいけませんよ!
まず、ポケットの中の物を全部だします。 
よくポケットの口がダラ~と広がっている人を見かけますが、 ダメです。
次に硬めのブラシで上から下にブラッシングします。
硬めのブラシでブラシの毛を斜めにしてやさしくブラッシングします。 
カシミヤなどのコートは特に重要です。
そして、上着は肉厚なハンガーに掛けて、前身を内側に丸くなるように
整えます。
ズボンは、ばねを利用してはさんで吊るすハンガーをお勧めします。
すそをはさんで、すそが上になるように掛けます。
ズボンは腰側のほうが重いので、ズボンの重さでシワがとれ、
形がきれいに整います。
 
スーツならこのままの状態で3日間ほど空けた後、使用していただけると
良いと思います。
洋服は野球のピッチャーと同じで、毎日使用したらすぐに壊れてしまいます。
プロ野球のピッチャーと同じく、
中3日、中4日と休ませた後、使用すれば長く使用することができます。
と言うことは、
毎日スーツを使用する人は何着スーツがあれば良いかわかりますね。
ご参考までに

↑ページTOPへ

クリーニングから返ってきたら、どうしたらいいの?

クリーニングから返ってきたらどうしたらいの? とよく聞かれます。
クリーニング業に携わる当人としてお答えしますと、
まず、クリーニング店のポリ袋は出しましょう。
これは、あくまで運搬用のカバーで保管用ではありません。
また、カバーを掛けたまま湿気が服にこもると、
ストーブやファンヒーターなどの酸化窒素ガスによって化学変化をし、
生地を変退色させてしまうので、やはりカバーは外したほうが良いでしょう。
中には、不織布を使用し防カビ・防虫剤を含んだカバーを使用しているお店も
ありますので確認しましょう。

次に陰干ししたほうがよいかですが、
一般的には、陰干しをして乾燥させた方が安全だと考えます。
当店では、強制的に熱乾燥しておりますし、
シリコーン溶剤という、人畜無害の人にやさしい溶剤を使用してますので、
すべての品物を陰干しして乾燥することは不要ですが、
どうしても不安でしたら陰干ししても良いとおもいます。
その時に、洋服の仕上状態もチェックできますから、
お客様にはプラスかもしれません。
 
ただ、雨の日に品物を引取った場合などは、天気の良い日まで、陰干しするよう
にしましょう。
そして、雨の日に保管するのはやめ、天気の良い日を選んで保管しましょう。
カビの原因にもなりますので、天気の良い日を選びましょう。
 
次にこれが結構、重要ですが、
クリーニングして保管する物と、現在使用している物は別の場所に
保管しましょう。
せっかくきれいにしても、使用中の物と同じ場所では、意味がありません。
特に虫食いに会い易いです。
できれば、使用中の物は1階の洋服タンスに、
クリーニング後保管する物は2階のクローゼットにと、
保管する場合、1階ではなく2階以上に保管しましょう。
今の日本は亜熱帯気候です。できるだけ湿気から衣類を遠ざけましょう。
一番よい保管は、低湿度・低温度で保管できればよいのですが、
なかなか難しいのが現実ですから、通気をよくしてカビを防ぎ、
防虫剤を入れ、虫食いを防ぎましょう。
 
あとは、何年も放っておかず、定期的に虫干しをするか、使用しましょう。

↑ページTOPへ

喪服の着物や振袖などいい保管はありませんか?

当店には、窒素封入パックがあります。
このパックなら、そのまま保管できますし、カビや虫食いの心配がありません。
また、毛皮やカシミヤコートなどのハンガー物もパックできます。
しいて欠点をあげると、窒素で封入したパックですので若干場所をとります。
着物はそうでもないのですが、
ハンガー物は長さも幅も場所をとります。 ご了承ください。

↑ページTOPへ

コートやセーター、お手入れしてますか?

みなさん、カシミヤやウールのコート、セーターなど
ブラッシングしてお手入れしてますか?
カシミヤやウールの製品は毎日使用していると、すぐにボボけたり、
毛玉ができてしまいます。
これらを防ぐには、1日着たらブラッシングをして、しっかり休ませます。
なるべく連続着用は避けましょう。
ブラッシングのブラシは、なるべく硬いもので毛足の短い物を選びましょう。
毛が硬くて短くて大丈夫?とお思いでしょうが、そのほうが綺麗になります。
本当は、毛あしがそろってなく、長さがバラバラの毛のほうが良いのですが、
なかなかありません。

ブラッシングの基本は、上から下に向かってブラッシングします。
ブラシは斜めに傾けやさしくブラシをかけるようにしましょう。
ブラシが食い込むように斜めにかけてはだめですよ!
こうして、コートやセーターの毛あしを整えます。
コートやセーターが長持ちしますよ!

↑ページTOPへ



和服着物も取り扱っております。
カビ・虫食いから安心な
窒素封入パックがありますよ!