袋井のメンテナンス・クリーニングしみず です。
今日は、先日宅配便で送られてきました、
表面の毛を舐めるように食べられてしまった、虫食い跡があるアンゴラコートの虫食い修理について、書込みしましすね。
やられた~という虫食い跡は、こんな感じです。
参ってしまいますよね~
タンスから出してみたら「あ~!」って感じで、ショック!ですよね。
そんな表面の毛を舐めるように食べられた虫食い跡がある、アンゴラコートを修理していきます。
まずは、アンゴラコートを虫からの安全を図るために、ドライクリーニング処理をします。
前処理をしまして、厚手の弾力ネットに入れて、やさしく、やさしくドライクリーニングをしていきます。
乾燥は、ハンガー乾燥アンゴラコートに痛みがないように乾燥していきます。
その上で、アンゴラコートの虫食い修理に取り掛かります。
修理の内容につていは、秘密!ですが、
コツコツ、コツコツ、虫食い修理をしていきます。
何回やっても、目が馬鹿になってきますから、
休み、休み、チェックしながら虫食い修理をしていきます。
一通り虫食い修理が終わりましたら、人台にアンゴラコートを掛けてチェックします。
チェックしましたら、そのまま一晩置きまして、次の日に又チェックします。
チェックして、これなら大丈夫!と言う所で、アイロンプレスをしていきます。
「え~!アンゴラコートにアイロンプレス!」と思うみなさんも多い思いますが、
しっかりとアイロンプレスをしていきます。
コテ布を当てて、霧吹きで霧を打ち、重たい電蒸アイロンでアイロンプレスをしていきます。
アイロンプレスを施しまして、アタリやテカリを取り除きまして完成になります。
表面を舐めるように食べられてしまった虫食い跡は、こんな感じになります。
これだけアップで撮っても、分かりませんから、大丈夫ですね!
全体の写真ですと、こんな感じになります。
ん~!良い感じですね!
宅配便を利用した虫食い修理やクリーニング依頼など、全国各地から仕事が来るようになりましたが、
ここで、1点、注意点をお知らせしておきますね!
当店に衣服をお送りになる時に、
必ず衣服が濡れないような状態でお送り下さい。
タダ単に紙袋に入れただけでは、
大雨などのもしもの時に、水に濡れてしまう場合があります。
和服など物によっては、大変な事態になってしまいますので、
ビニールなどで、しっかり包んで、水に濡れないようにしてからお送り下さい。
お願いしますね。
問合わせはメールで tetuya6181@po2.across.or.jp まで、
それでは今日はこの辺で、また・・・・・