袋井のメンテナンス・クリーニングしみず です。
今日も、先日に引き続きまして、イタリア製のスーパー130’S生地を使用したスーツを
メンテナンスコースできれいにクリーニングしていきたいと思います。
先日メンテナンスしましたスーツのほかに、もう一着イタリア製生地を使用したスーツがありますので、
いつものように手洗いでやさしく、やさしく水洗いクリーニングをしていきます。
松田塾ご用達のビッグハンガーに掛けて、寸法とシルエットを整えまして自然乾燥させてあげると、
こんな感じになります。
今度は、黒のスーパー130’Sのスーツ上着になります。
まあ、水で洗いました!って感じに乾燥していますが、
結構!きれいに乾くもんでしょ。
どれだけきれいな状態に乾燥させることができるかで、
後々のアイロンプレスに掛かる時間が違ってきますから、
と~っても重要になってきます。
多くのよそのクリーニング店では、水洗いクリーニングしたスーツを人型の機械に掛けて、
ブワ~っと蒸気と熱風で風船のように膨らまして整形しながら乾燥させています。
ど~うも多くのクリーニング店では、何でもかんでも縮んでいると思っているようで、
必要以上に膨らまして、引張って、スーツのシルエットを壊してしまっているのが現状です。
機械が悪いわけではありませんで、機械を使う人の教育ができていないのですよね~、
大手のクリーニング屋さんになればなるほど、機械を操作する人は、パートのおばちゃんになってきますからね。
悲しいことに、スーツをきれいに仕上る為に機械を操作するんだ!と思っているパートさんは、まさに皆無と言っていいでしょうしね。
私の場合、ど~うも機械でやるのが恐ろしくって怖くてできませんので、原始的ですが手で寸法修正と、シルエット修正をおこなっています。
時間は掛かりますが、大きな事故はありませんから、安心して仕事が出来ます。
と言うことで、自然乾燥したスーツの上着を、古くって重た~い電蒸アイロンでテーラードプレスをしていきます。
ゆっくり、ゆっくり熱を伝えるようにアイロンプレスを施します。
洋服のシルエットを形成していくのは、アイロンの熱で形成していきますから、
霧吹きで霧を打ち、コテ布を当てて、ゆっくり、ゆっくりアイロンでプレスします。
アタリやテカリをチェックして完成になります。
こんな感じになります。
斜めから見てみますと、こんな感じになります。
ん~~!いい感じですね!
いかがですか?
一着!お試しになってみては?
お待ちしております!
問合わせはメールで tetuya6181@po2.across.or.jp まで、
それでは、また・・・・・・・