袋井のメンテナンス・クリーニングしみず です。
ウールコートの虫食いが宅配便で送られてきまして、
見てみますと、こんな感じで虫に食われてしまっています。

いや~やられた!って感じの虫食いですね。

虫さんも馬鹿ではありませんから、
おいしい、柔らかい生地のコートから食べていきます。

虫は、柔らかい生地のコートが食べられて良いかもしれませんが、
コートを持っているお客様からしたら、堪ったものではありません!

「いや~い、勘弁してくれやい!」って、感じですよね。

そんな嫌な思いをしない為にも「防虫・防カビ加工」を是非!お勧めしますね!

当店の防虫・防カビ加工は、最上級の防虫・防カビ加工剤をしていますから、
ま~ず虫に食われることがありません!
是非!お勧めです!

先ほどの表面を舐めるように食べられた虫食い跡をコツコツ修理していくんですが、
まずは、ドライクリーニングと防虫加工処理をして、虫からの安全を確保しておきます。

その上で、虫食い修理に取り掛かります。
コツコツ、コツコツ、虫食い跡を修理していきます。

虫食い修理をしていると、目が馬鹿になってきますから、休み休み虫食い修理をしていきます。

あ~づかれる~

虫食い修理が完成しましたら、今度はアイロンプレスをして毛並みを整えてシルエットを出していきます。

毛並みを整えながら、コテ布を当てて、霧吹きで霧を打ち、重たい電蒸アイロンを使ってアイロンプレスをしていきます。
1・2・3・4・5・6・・・とじっくり熱を伝えるようにアイロンでプレスしていきます。

アタリやテカリを消しながら、熱でアイロンプレスをしていきます。

その辺の洗濯屋さんのように、蒸気をシュウーシュウー出してのアイロン掛けは、絶対にしませんから、
洗濯屋さん!あしからず・・・・

さて、アイロンプレスが終わりましたら、人台に掛けてアタリやテカリを消しながら、虫食いの状態をチェックします。

まあ、大体は、何処かしら虫食い跡のやり残しなどが出てきますから、再度虫食い修理をしていきます。
コツコツ、コツコツ、チェックしながら虫食い修理をしていきまして、とりあえず完成になります。

一晩置いて様子を見ます。
次の朝、再度チェックをして、目残しが無ければ完成になります。

きれいなコートになりました。

大切なコートが虫に食われてしまった、あなた!
穴が空いた虫食いでなければ、きれいに直りますよ。
(穴が空いてしまうと、残念ながらきれいに直りませんので、ご了承ください)

是非、お試しあれ。

問合わせは、メールで cleaning-shimizu@po.across.or.jp まで

それでは、また・・・・・