袋井のメンテナンス・クリーニングしみず です。
今日は、イタリアのトップブランド BRIONI(ブリオーニ)のスーツを水洗いクリーニングできれいにケア・メンテナンスしていきます。

BRIONI(ブリオーニ)といえば、スーツが好きな人には憧れのブランドでありまして、
映画007シリーズに採用されたり、VIPの方々ご用達の手縫いスーツ最高級ブランドであります。

通常ですとスーツで50万円くらいからのお値段で、と~ってもお高いお値段なんですが、
今回お預かりいたしましたBRIONI(ブリオーニ)のスーツは、ネームタグが赤い文字のBRIONI(ブリオーニ)でして、
お値段がお手ごろな価格帯に設定してあるBRIONI(ブリオーニ)のスーツかと思います。
こんなタグです。

今年の夏は、と~っても暑かったので、たっぷりと汗をかいていますから、
ドライクリーニングと水洗いクリーニングできれい!さっぱり!とメンテナンスしていきますね!

いつものようにカルテの作成をして、BRIONI(ブリオーニ)のスーツの状態をチェックします。
各部の寸法、シミや汚れ、傷やホツレ、ホコリの状態などなど細かくチェックしまして、カルテを作成します。

カルテを作成しましたら、次に型崩れ防止の為の仕付け糸を打っていきます。
通常のクリーニング店ではおこなわないブランドスーツの水洗いクリーニングをするんですから、
シルエットが壊れないように仕付け糸でしっかりとガードしておきます。

コツコツ、コツコツ仕付け糸が縫えましたら、染み抜きや汚れの部分を前処理しておきます。
タダ単に機械に入れてスイッチON!では、とんと、きれいになりませんから、
シミや汚れの部分を前もって処理しておきます。

その上でまずはドライクリーニングからおこないます。
厚手の弾力ネットに入れまして、やさしく、やさしくドライクリーニングで油性汚れを処理していきます。
乾燥は、ハンガーに掛けた状態でやさしく熱乾燥していきます。

乾燥しましたら、次はいよいよ水洗いクリーニングです。
お値打ちタイプのBRIONI(ブリオーニ)といっても、BRIONI(ブリオーニ)には変わりありませんから、
皆さんが考えている「洗濯機に入れて、スイッチON!」てな感じにはいきません!
細心の注意を払い!丁寧に!丁寧に!手洗いで水洗いクリーニングをしていきます。

何だ!カンダ!言っても、人の手には勝てませんから、
自分の目と手に伝わる感覚を信頼して水洗いクリーニングをしていきます。
やさしく!やさしく!水洗いクリーニングをして、汗や皮脂の汚れを洗い流していきます。
洗浄、すすぎ、糊付けトリートメント処理をしまして、やさしく脱水をします。

脱水後は、松田塾ご用達のビッグハンガーに掛けてシルエットと寸法を修正していきます。

後はこのままゆっくりと一晩自然乾燥させておきます。
水洗いクリーニングをして一晩自然乾燥させたBRIONI(ブリオーニ)のスーツです。

良い感じに乾いていますね。
とは言っても、このままでは納めることができませんから、電蒸アイロンでしっかりプレスしてシルエットを成形していきたいと思います。

が、まずは寸法の確認をおこないます。
状態を把握しておかないとシルエットを蘇らせることができませんから、
スーツの寸法をチェックします。
うん!大丈夫ですね。

それではアイロンでプレスをしていきましょう。
って、まずは仕付け糸を外しておかないとね!
腰ポケットとボタンホールの仕付け糸は残しておいて、他の部分の仕付け糸は取り外します。

これで準備OK!
それではアイロンプレスをしていきます。
いつものように♪コテ布を当てて、霧吹きで霧を打ち、重たい電蒸アイロンで熱を伝えるように、ゆっくりとプレスしていきます。

裏から胸の芯地、肩パット、アームホールに垂れ綿、上衿、袖、身頃、背中、ラペルと
鉄馬や仕上げ馬を使って、コツコツ、コツコツ、アイロンプレスをしていきます。

スーツ上下で2時間30分!真剣勝負のテーラードプレスです。
昔は、4時間強掛かりましたから、大変な進歩ですけど、
さすがに疲れます。

肉体的疲れるというよりも、精神的にと~っても疲れますね~!
このメンテナンス・コースのテーラードプレスは、本当に細かい!ミリ単位でのアイロンプレスを施しますから、
タフな集中力を必要とします。
テーラードプレスを簡単に考えている同業者のクリーニング屋さんいるようでしたら、
まあ、この世界に踏み込まない方が身の為だと思いますね~。
すぐに挫折してしまいますから! 残念!

さて、そんなこんなでアイロンプレスをして、アタリやテカリをチェツクして完成になります。

3つボタン段返りのきれいなラペルロールです。

良い感じにできました!

夏の汗!をスッキリとって、来年に備えましょう!

問合わせは、メールで cleaning-shimizu@po.across.or.jp まで

それでは、また・・・・・