袋井のメンテナンス・クリーニングしみず です。

「う~ん、これは、ダメ×でしょう!」
シミの状態をパッと見て出た言葉です。

綿麻のベージュのジャケットにインクのシミが付いています。
表から見るとこんな感じになっています。

パッと見は、少しのインクしみに見えますが、
裏から見てみますと~、

どっぷり、たっぷり、インクが染み出ています。
さらにポケットの中を見てみますと、

何万回分のインクがど~っぷり染み出ています。
もお、こうなってしまうとポケットは捨てたほうが正解になります。

ポケットの中などをしみ抜きしているよりも、ポケットを新しく付け替えたほうが安くなってしまいます。

それか、シミの付いた部分を切り取ってしまう方法で処理したほうが安くきれいにシミ抜き処理できます。

シミ抜きからポケットの処理は「お任せします!」との事でご依頼いただきましたので、あまり高額なシミ抜き料金にならないように処理していきたいと思います。

今回は、夏のジャケットで半裏仕立てになっていますので、
ポケットを止めてある糸を切って、表地と裏地部分に付いたインクのシミ抜き処理をして、
ポケットは切り取る処理にしようかと考えています。

まあ、とりあえず表地に付いたインクのシミを処理していきます。
まずは、内ポケットを固定してある糸を切ってポケットを自由にします。
表地のシミ抜きに邪魔にならないように内ポケットをどかしてインクのシミ抜きをしていきます。

まずは油性シミ抜き処理剤を付けて、やさしく揉んでインクを染み出させていきます。
表地には、そんなに付いていないように見えたインクのシミですが、
油性処理剤を浸透させると、じ~わ~っとたっぷりインクが染み出てきます。
インクを十分染み出させたら油性シミ抜き剤で十分濯いで乾かします。

次に水溶性シミ抜き処理でインクをきれいにシミ抜き処理していきますが、
細かい話は、企業秘密です、ひ・み・つ です。
で、そんなこんなでシミ抜きしますと、表地はこんな感じになりました。

表地は、きれいにシミ抜きできました!
問題は、内ポケットをどうするか?ですが、
どうしましょうかね~、シミ抜き予算金額にもよりますし、
お客様とゆっくり考えてみますかね。

内ポケット交換の金額も聞いてみようかと思いますし、
内ポケットのインクシミは、その上で決めていこうと思います。
問合わせはメールで tetuya6181@po2.across.or.jp まで、