袋井のメンテナンス・クリーニングしみず です。
さて今日は、先日お預かりしましたカシミヤ・ウールコートの虫食い跡、
(表面を舐められた様に食べられた虫食い跡)の修理をしていきます。
修理前は、こんな感じになっています。
実際、参っちゃいますよね~、虫食い!
「あ~!やられた~!」って感じで、ショック!ですよね。
カシミヤやウールのコートの虫食いも今回のように、表面だけ舐められた様に食べられた虫食い跡は、
何とか直すことができますので、気を落とさないようにして下さい。
しかし、穴が開いてしまうと、どうしてもきれいに直りませんから、注意して下さいね。
直した跡が分かってしまいます。
残念ですが・・・・
大切な洋服は、とにもかくにも、虫に食われないのが一番ですから、
防虫剤や防虫加工などで、虫の被害からしっかり守りましょう!
先ほどの虫食い跡ですが、直しますとこんな感じになります。
まあ、何とか大丈夫でしょう!
虫食い跡を直すのも、全体に一通り直して、少し時間をおいてチェックして、
目残しがありますので、また虫食い修理して、少し時間を置いてチェックして、
またまた目残しが見つかりますから、また虫食い修理して、少し時間を置いて休憩してからチェックして、
良さそうなら、全体に毛並みを整えて、
霧を打って、電蒸アイロンでアイロンプレスをして、
ブラッシングをして、アタリを消して、毛を起こし、
再度全体にチェックして、目残しが無いかを確認して、
何箇所か小さい箇所を虫食い修理して、
ようやく完成になります。
コツコツ、コツコツ、手間と時間を掛けての虫食い修理になります。
あ~目が疲れた!
問合わせはメールで tetuya6181@po2.across.or.jp まで、