袋井のメンテナンス・クリーニングしみず です。
「タンスに入れっぱなしにしておいたら、黄色いシミが出てきたんだけど、取れるかしら?」
とお客様がお持込になりまして、

見てみますと、こんな感じのシミになっています。

まあ、よく見るシミですよね!

この手のシミは、漂白しないと取れませんから、
生地の色との駆け引きで、どこまでシミがきれいに取れるかが決まってきます。

よくシミ抜きが下手な人にありがちなんですが、
シミ抜きの下手な人ほど、強い漂白剤を使用して、生地の色を脱色させてしまって大失敗!というのを見かけます。

いけませんよね~!そんな失敗をしてしまっては!
お客様もガッカリですが、失敗した衣類も泣いてしまいます。

そんな失敗がないように、焦らず、慌てず、丁寧にシミ抜き処理をしていきます。

シミ抜き処理の基本を踏まえて、油性処理、水溶性処理、漂白処理とシミ抜き処理をしていきます。
特に漂白処理は、弱い漂白剤を使用して少しづつ、少しづつ漂白処理をしていきます。
シミ抜き処理が完成しますと、こんな感じできれいになりました。

生成りの生地だったので、「少し残るかな?」と思ったのですが、
思いのほかきれいにシミ抜き処理ができました。
後は、ドライクリーニングをしてアイロンプレスをして完成になります。

昨日今日と、とっても温かくって、
「こんな調子だと冬物のセーターなんか着ていたら、脇に汗のシミがけっこう出てくるだろうな」
と思いますので、冬物の水洗いクリーニングを忘れずにタンスに終うようにしましょう。

もうちょっと寒くなってくれないと、困るんだよね~って感じですが、
春は、まだまだ先ですよね。
問合わせはメールで tetuya6181@po2.across.or.jp まで、
それでは、また・・・・