袋井のメンテナンス・クリーニングしみずです。
ズボンの折り目加工の依頼がきました。
でもみなさん!ズボンって「折り目」「線」
どれが正しいのか?わかります?
 
正式には、製図上は「前身折り目線」「後ろ身折り目線」といいます。
つまり「折り目線」が正しいのですね!
 
メンズテーラーでは、「折り目線」と言うくらいですから、
折り目線がシャープで、細く、鋭いほど良いとされています。
別に「折り目加工」をしなくても、
シャープで鋭く線をつけなくてはダメなのです!
 
しかし安いクリーニング店では、機械で「バチ」と押さえるだけですから、
シルエットも折り目線も全くなっていません!
中途半端で終わってしまっています。
まあ、安い金額では、手を掛けることができませんので、
仕方が無いかもしれません。
でも、機械でやるのも、手でやるのも
ズボンを理解していれば同じことなのですがね!
ちなみに、ズボンの下部分を仕上げると、こんな感じになります。

ズボンのシルエットがきれいに出ているのが、わかりますか?
レディスパンツなども、線がつくか、付かないかで基本は同じになります。
 
さて、折り目加工ですが、
当店では、パーマネント加工になります。
髪の毛のパーマと同じ原理の加工方法になります。
他にも加工方法はありますが、パテント料がかかりますので、
当店では、この方法になります。
 
折り目加工を利用されるに当たって注意事項がありますので、
ご参考にしてください。
 
 1:若干、色が濃くなります。
 2:若干、硬くなります。
この2点を頭に入れて、ご利用されると良いでしょう。
 
線は細く、シャープに鋭くします。
こんな感じです。

どうかな?わかるかな?
きれいに線とシルエットが出ましたね!
問合わせはメールで tetuya6181@po2.across.or.jp まで、