袋井のメンテナンス・クリーニングしみず です。

「早く~梅雨明けして!天気になれ~!」と呪文を唱えていた着物たち!
ようやく梅雨明けしましたので、今日は、そんな着物などの和服類をクリーニングしていきます。

着物などは、梅雨の間にクリーニングしてしまうと、どうしてもイマイチ湿った感があります。

その為、どうしても梅雨時期には、着物のクリーニングをしたくないのですが、
今年の梅雨は、6月はあまり雨が降らずに、7月半ばから雨が沢山降るという、ちょっと変った梅雨でしたので、
例年以上に、この7月後半の梅雨を避けて着物などの和服クリーニングに取り組んでいます。

まあこの時期は、夏用の呂の喪服が多いんですが、
たまに七五三の早撮り写真撮影に使用した着物などが出されたりします。

と言うことで、早速着物のクリーニングをしていきます。
まずは部分的にしみ抜きして汚れやシミを除去していきます。

当店では、着物はシリコーンドライクリーニングと言う、肌や衣類に優しいクリーニングで洗っています。
そして着物用のハンガーに一晩干して、形を落ち着かせてから、アイロン仕上げをしていきます。

着物のアイロン仕上げは、着物独特の処理の仕方でアイロンを掛けていきます。
簡単に説明しますと、着物などの和服類は、できるだけ「ふっくら」するようにアイロン仕上げをします。
アイロンで押さえました!というようには仕上げませんので、覚えておきましょう。

とは言え、浴衣や襦袢のように水洗いする和服は、どうしてもアイロンでしっかり押さえないと生地が生き返りませんので、アイロンをしっかり掛けます。

長襦袢は、長襦袢の洗い方で処理していきますので、明日紹介しますね。

特に夏用の長襦袢は、水洗いしないと汗がとれませんので、中々処理が難しいです。
問合わせはメールで tetuya6181@po2.across.or.jp まで、