袋井のメンテナンス・クリーニングしみず です。

先日お客様が留袖をお持込になりまして、
「10年位前にお宅のクリーニングに出してパックしてもらったんだけど、
この間の結婚式の時にパックから出して着てみたんだけど、

すっごいきれいで!もお、びっくり!
しかもシミとかも出ていないし、シワも少ないしで、すっごく良かったわよ!」
と喜んで留袖をご依頼されました。

当店で和服着物をクリーニングされますと、標準で着物の保管に最適な窒素封入パックにて包装いたしております。

「え~、窒素封入パック代のお金をもらえばいいじゃん!」っと、他のクリーニング店さんから声が聞こえてきそうですが、

当店としましても、お客様に窒素封入パックで包装保管してもらったほうが、
後々「古い黄茶色のシミが出た!」な~んて事も無く、
面倒な古いシミ抜きをしなくても済むので、
あえて標準仕様にて窒素封入パックをしてお客様にお着物をお渡ししています。

まめったく和服着物を虫干しして管理してくださるお客様ばかりなら、普通のたとう紙での包装でもいいのですが、
実際は、ほとんどのお客様が虫干しをしないのが現状ですので、

やはり窒素封入パックでの包装保管をお勧めしますね!

良いですよ!窒素封入パックは!
保管しておいて、変なシミが出てくることも無く、
密閉パックですから、押さえつけられてのシワが出ることも無く、
きれいな状態での保管が可能ですからね!

是非!お勧めします!

さ~て、お客様からお預かりしました留袖を和服着物クリーニングで処理していきます。

まずは、全体をしっかりチェック!です。
シミ、ほつれ、すれ、状態をしっかりチェックします。
その上で、まずは部分シミ抜き処理からしていきます。
衿や袖口、すそ周りなどは、特に汚れていますので、しっかり部分洗浄しておきます。

次にドライクリーニングで処理していきますが、
当店の和服着物のドライクリーニングは、
毒性が無く、肌触りが良い、人や衣類にやさしいシリコーンドライクリーニングにて処理していきます。
シリコーンドライクリーニング後、着物用ハンガーに掛けて、一晩自然乾燥させます。

翌日、電蒸アイロンにてやさしく、ふんわりアイロン仕上げをします。

後は、天気の良い日に窒素封入パックをして完成になります。
問合わせはメールで tetuya6181@po2.across.or.jp まで、