袋井のメンテナンス・クリーニングしみず です。
先日、メールで虫食い修理のやり取りをしましたお客様が、宅配便でコートを送ってきてくれました。
開けて見ると、カシミヤ・アンゴラの混紡コートでした、
沢山の箇所が虫に食われています。
表面の毛を舐めるように食べられている虫食い跡です。
こんな感じです。
よくある虫食いですよね!
全く困ってしまいますよね。
でも大丈夫!きれいに直りますから、ご安心を!
って他の部分も見てみると、ん~これは残念!
虫食いがひどくて、穴が開いてしまっています。
こんな感じです。
こんな風に穴が開いてしまうと、きれいに直すことが出来ませんから、
当店では、穴の開いた部分の虫食い修理は、受けません。
メールのやり取りの時に、穴開き部分の修理はきれいに直りませんから、
修理はおこないませんと、お客様は了解済みなので、この部分の修理はおこないません。
先ほどの、表面の毛を舐めるように食べられてしまった虫食い跡は、
きれいに直りすことができますから大丈夫なのですが、
穴が開いてしまうと、残念ですね~
この穴の開いた虫食い修理は、当店の今後の課題ですね。
いろいろ勉強して、研究して直せるようにがんばってみますね!
勉強!勉強!です。
今日は、お客様に実際の虫食い修理金額をメールでお知らせします。
虫食い修理は、振込み確認後に取り掛かっていきます。
でも、今のままの状態でお店に置いておくのも、何となく気持ち悪いですから、
とりあえずドライクリーニングをして、虫からの安全を確保しておきます。
結構沢山ありますので、少しづつ虫食い跡を修理していきます。
表面を舐めるように食べられてしまった虫食い跡を修理していきます。
作業内容は、企業秘密ですので、内緒です。
コツコツ、コツコツ修理していきますと、
こんな感じに、きれいに直ります。
一応、一通り虫食い修理が終わりましたので、アイロンプレスをして毛並みとシルエットを整えていきます。
霧吹きで霧を打ち、毛並みを整え、コテ布を当てて、
電蒸アイロンを使って熱だけでアイロンプレスをしていきます。
1,2,3,4と時間を掛けてアイロンプレスをしていきます。
袖から始まり、肩、衿、身頃、背中とシルエットが出るようにアイロンプレスをしていきます。
アイロンプレスが終わりましたら、軽く蒸気を当ててアタリを取りながら、ブラッシングしていきます。
全体にチェツクをして、目残しが無いか確認します。
目残しが無ければ、一晩置いて落ち着かせて完成になります。
こんな感じです。
虫食い跡もきれいに直って、美しく仕上がりました。
コートの表面を舐めるように食べられてしまった虫食い跡でお困りのあ・な・た!
是非!ご相談ください!
穴さえ開いていなければ、きれいに直りますよ!
問合わせはメールで tetuya6181@po2.across.or.jp まで、